新曲

生まれてきた あの感触も

忘れてしまう ぼくたちは

そのカタチも 留めずに

過ぎ去ってしまう 改革はないのさ

 

腕を這う 長い舌が

ゆらゆら頭まで這って

別に迎えた覚えもないのに

知らない顔してさ

 

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すごくモヤモヤ不安定な時に書いた曲

偉人の言葉をお借りしていいのなら

「名前はまだない」

「吾輩はここで始めて人間というものを見た」

っていうやつかも

 

すごく醜くて性悪のような言葉を

並べてるかもしれないけれど、

私を不審にさせるものを感じた時、

自分の中にあるストレスをぶつけようと

歌詞にして歌ってみるとすごく気持ち良かった

 

こんな感情でも一つの作品になれるんだとも思った

 

「私曲作るのが得意なんです」

って言う人がいた

羨ましいなと思った

感受性が豊かな人は表すものも美しかった

 

私もそんな風になりたいとも思ったけど

感受できるものの偏りがそれはそれはひどくて

比べてしまうのも失礼だなと恥ずかしくなった

 

「君の繊細さが誰かを救うときもある」

って言ってくれた人もいた

すごくポジティブな人だと思った

私が誰かを救えるんだと

感じられて嬉しく思った

 

「自分は自分だと割り切っていいんだよ」

って言ってくれた人もいた

なんでそんな寛大なんだろう

みんなこれからもずっと一緒にいるか分からない人

でも支えてくれるのは、なんで

 

なんで

 

 

素敵だなぁ